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恩師との思い出④~小俣先生~

投稿日:2019年10月8日 更新日:

こんにちはヽ(^o^)丿
貴方の素敵な未來創りのお手伝い
ライフメンタルコーチ/心理カウンセラーのタラさんです。
今日もお付き合いくださるとうれしいです!

雑談

「私の話が大げさに聞こえているうちは本物でない!」
何度も聞かされた先生の決まり文句。

英語の時間、何かの拍子に話が脱線すると、そこからはノンストップ。釣り、テニス、スキーの趣味の話から、政治経済、文学論、リーダーシップ論、神羅万象話題が尽きない。どれも面白く興味を引いた。また必ずメッセージが込められており、毎回グイグイ引き込まれる。発想がユニークで「なるほど。そういう視点でモノを見るのか」と学びが多い。英語の授業よりもこの雑談が楽しみだった。

予習の効用

とりわけ、何度も力説していたのが「予習の効用」だ。

「遊びに行きたかったら予習をしておけ!」
「1学期中に1年分の予習を終わらせよ。
 今日、明日の予習をしているうちは話にならない。」
「学生から休みをとったら学生の意味がない。ここで予習しておくのだ。」

これは、ご自身の学生時代の経験に基づいた考え。当時、毎回膨大な量の宿題を出す数学の教師がいたそうだ。日々この宿題に追われ、すこしでもさぼると週末も時間がとられてしまい、大好きな釣りに行く時間が削られてしまう羽目になったそうだ。

「どうした釣りに行ける時間を作り出せるか?」
そこから予習を済ませておく習慣を身に着けたそうだ。

実際、4月授業スタート段階で1年分の予習は完了していた。ノートなど作らず、必要事項、重要事項のポイントはすべて教科書にじかに書き込みされていた。

頭を使え!

「遊びもただ遊ぶな。真剣に遊べ!」
「釣り一つとっても、ちょっと頭使えば人の何倍も魚は釣れる。」
「俺は漁師だって食っていける自信あるよ!」
「 この日だったら、絶対に釣れる。間違いなく他の釣り人もいない。
 いつ出かけたかわかるかい? 思った通り釣り場はガラガラだったよ。
そうさ、皆がTVにかじりついている東京オリンピック開幕日さ(1964)!」

先生、あるとき気が付いたそうだ。

テニスの場合、習慣で下から打った緩いボールを入れるところからストロークの練習をしていた。ところが軟式テニスは上からのサーブを打つところから練習していた。

「なぜ下からの球出しで始めるの?」

何人もの関係者に質問したが、明確な答えは返ってこなかった。
「ならば、上からのサーブで球出しをしてみよう。」となった。

すると、わざわざサーブのための練習時間をとらずとも、
平均的にサーブのフォームがきれいになった。
サーブのコントロールが向上した。

ちょっとした発想の転換が大きな成果を上げることを教えてくれた。

トレーニング法でも、
今でこそ練習中の水分補給は当たり前だが、その当時はもってのほかの時代。
そんな時から、「水はこまめに飲ませなさい。」と叫んでいた。

「腕立て伏せだって、負担のかけ方が漠然と〇〇〇回とただ回数のみのトレーニングはアホ。手の位置を変える。スピードに変化をつけるなど工夫はいくらでもできるはず。スピードを発揮する競技の選手ならば、腕立て伏せだってスピードを意識してやる方がよい。」

目が点になった。
当時はひたすら回数をこなすことが正しい方法とされた。
ようやく日本のスポーツ界にトレーニング理論が普及し始めたのは、
私が大学に入った昭和の50年代前半頃。
それ以前にこんな話をしていたとは驚きだ。

玄人が素人の意見に耳をかたむけなくなったら玄人の進歩は止まる。

見出しは、先生の名言の一つ。
今思うと、先生の頭の使い方は
「時間効率をいかに上げるか」
「発想の転換」
にあったのかなと思う。

先生から受けた影響はあまりにも大きい。
授業とは全く関係の無い雑談から私は多くのことを学んだ。

私も教職の道に入った時から、
この雑談、私も自然とやり始めていた。

小俣正安先生。元早稲田中学・高校 英語科 教諭。79期学年主任。
高校3年間は担任としてお世話になる。
顧問を務めたテニス部は、専用コートを持たず、校庭にネットを張っての練習。しかもその校庭を使えるのも週二回のみ。劣悪な環境の中で、都大会優勝しインターハイ出場を果たしたのは「お見事」の一言。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまたの機会に(^O^)/

魔法のしつもん

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<プロフィール>
設楽典宏(タラさん)
1959年 東京都 蒲田出身
ライフメンタルコーチ/心理カウンセラー
貴方の素敵な未來創りのお手伝いをします。
元社会科教員/野球部コーチ・部長・監督
立正大コーチ時代:東都リーグ1部初昇格に貢献。
西口(西武)、武田(日ハム)らを育てる。
國學院栃木時代:2000年選抜甲子園大会ベスト4。

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